ビューティテック・イノベーション ロレアル発
Posted on | 1月 30, 2022 | No Comments
コロナ禍で多くの理美容店が休業を余儀なくされた欧米では、セルフで行うカット機器やホームカラーが普及したが、ホームカラーの需要を見込んだビューティテック・イノベーションがロレアルより発表された。「Colorsonic(カラーソニック)」。
同社によると、「カラーソニック」は、カスタムミキサーメカニズムにより、染毛剤を組み合わせ、ヘアカラーをつくるデバイスで、適切な量のヘアカラーを出し、振動するノズルの毛先がジグザグに動くことで髪に均一に塗布する、という。
振動ノズルは、1分間に300回動き、素早く、かつ効果的にヘアカラーを塗布。また、ロングヘア(肩につく長さ以上)用のアタッチメントも付属している。
これとは別に、同社は理美容店向けに 「カラーライト」の発売も予定している。
「カラーライト」は、 オンデマンドでカスタマイズされたヘアカラーをつくる、理美容師向けのAIを活用したヘアカラーシステム。プロのカラーリストにイノベーションをもたらし、特許取得済みのアルゴリズムによりサロンのヘアカラー体験をカスタマイズし、より正確なカラーリングを可能にするという。
顧客の髪を分析、髪の色、白髪の割合、長さ、密度など、ヘアカラーの効果に影響を与える要素を測定するリーダーと、ベースクリーム、ディベロッパー、希釈剤のカートリッジが付属された、カラー剤で構成されるドライビーズを含むディスペンサーが搭載されている。
これらの成分を組み合わせ、あなただけのカラーレシピをつくりだせる。 超精密な機械が、すべての成分を調合し、合計で1,500色以上をカスタムメイドできる可能性を持っている、という。
プロ用の「カラーライト」は日本ではPL法を考慮して使用する必要がありそうだ。
(情報/プレスリリース)
タグ: ビューティテック・イノベーション, ヘアカラー, ロレアル