V字回復が鈍る理美容業の景気動向
Posted on | 11月 7, 2021 | No Comments
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2021年度第2四半期
日本政策金融公庫は2021年11月4日「生活衛生関係営業の景気動向調査」(DI調査、2021年度第2四半期/6月~9月)を発表。コロナ感染拡大中とあって、前期比より悪化したが、前年同期より改善した。
調査は、業況判断、売上、採算、利用客数、客単価の5項目について尋ねているが、採算は前期よりやや改善したものの他は悪化した。とくに美容の利用客数、売上は大きく悪化した。
5項目を平均した総合指数の4期移動平均の推移はグラフの通りで、V字回復が期待されたが、やや鈍った。来期は第5波の感染が収まっていることからV字回復が期待される
【総合指数4期移動平均の推移について/上のグラフ】
業況判断、売上、採算、利用客数、客単価の各DIを単純平均し、直近4期を平均した数値。理容業-48.3、美容業-52.5、生衛業全体-59.8
【調査概要】
調査時点:2021年8月下旬~9月上旬
調査方法:郵送
有効回答数:3290企業(理容業428企業、美容業467企業)
タグ: DI調査, 日本政策金融公庫, 景気動向調査