資生堂 「肌の若返り」効果のある成分を発見
Posted on | 7月 8, 2021 | No Comments
資生堂は、「肌の若返り」に近づく有用成分に新たな効果を発見した、と2021年6月30日発表した。
表皮幹細胞を維持することは表皮だけでなく真皮にまで作用し、真皮コラーゲン線維の再生に寄与することを確認した、というもの。
同社が独自開発した表皮幹細胞維持効果のある有用成分「ステムラン173」や「海藻抽出液」が、表皮の状態を良くすることは先行研究で明らかにしていたが、今回の研究では真皮の弾力性の向上やシワ改善効果まであることを見出した。
つまり、表皮幹細胞の維持をサポートするケアを行うことで、表皮と真皮の両方から肌状態をより良い状態へ導くことができると考えられるとし、同社では「今後、「肌の若返り」に近づく技術として、様々なアプローチへ応用していく」ことにしている。
なお、研究成果の一部は、2021年6月27日の第53回日本結合組織学会学術大会で、みらい開発研究所の入山俊介研究員が、将来の発展が期待されるものに授与される日本結合組織学会大高賞を受賞した。
(情報/プレスリリース)
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