理髪料がコロナ禍でも好調
Posted on | 5月 11, 2021 | No Comments
家計調査/2021年1月~3月期
総務省は2021年5月11日、2021年1月~3月期の家計調査を発表した。理髪料への支出が前期比102%、前年同期比104%とコロナ禍にもかかわらず好調だった。
理髪料の利用回数は前期比では2ポイント減少したが、前年同期では3ポイント上昇しており、1回あたりの支払金額がわずかながら上昇したのがうかがえる。
全体の消費支出は前期比95%、前年同期比98%と回復が遅れている。
またパーマネント代は前月比、前年同月比とも91%と低迷している。コロナの影響もあるが長期にわたり低迷が続いているのが数字に現れた。
カット代は前期比88%と落ち込んだが季節的な要因もある。前年同期比は99%だった。
パーマネント代、カット代は利用回数が前期比、前年同期比とも減っている。
その他の理美容代にはヘアカラーなどの他にエステティックやネイルなどが含まれるが、前年同月比が93%で回復は遠い。
【家計調査/2021年1月~3月期】
項目 : 前期比 : 前年同期比
消費支出 : 95 : 98
理髪料 : 102 : 104
パーマネント代 : 91 : 91
カット代 : 88 : 99
その他の理美容代 : 90 : 93
タグ: 家計調査, 新型コロナウイルス