アピアランス・サポート東京が医療アートメイクと連携

Posted on | 4月 8, 2021 | No Comments

美容と医療アートメイクが連携して、がん治療を終えた人のQOLの向上をサポートする取り組みが始まった。

「医療アートメイクスクール®Biotouch Japan」と「色素形成クリニック Biotouch Medical Clinic」は、がん治療を終えた人のさらなるQOL向上をサポートのため、美容師さんらで組織する「一般社団法人アピアランス・サポート東京」との業務提携を行い、抗癌剤をはじめとする薬物療法の副作用による外見の変化や外科治療による創（きず）がもたらすストレスを軽減するため専門的にケアする体制を新たにスタートした、と2021年4月7日発表した。

アピアランス・サポート東京は、がん治療などによる外見変化に悩む方の苦痛を軽減し、治療生活のQOLを向上するために、大学病院や区のガン専門施設などに相談室を設け、専門知識を持つ美容家が無料相談を受け問題解決の提案をしている団体。

アピアランス・サポート東京は、眉や睫毛の脱毛に関しては、毎日人と会う仕事の方などにはカバーメイクの手間が省けるアートメイクが解決策の一つとして有効と判断。高い専門性と技術力のバイオタッチメディカルクリニックと提携することにした。

提携により具体的なアピアランスケアとして、
・乳がん手術後の乳輪乳頭のカモフラージュ
・口唇口蓋裂の傷跡のカモフラージュ
・白斑のカモフラージュ
・無毛症・脱毛症の眉毛・アイラインのアートメイク（写真上）
・手術後の縫合跡のカモフラージュ
・関節症(関節リウマチや膠原病など)で自由に手が動かせず、メイクができない方のアートメイク
などが想定されている。

一般社団法人 アピアランス・サポート東京　https://app-sup.com/
（村橋哲矢アピアランス・サポート東京理事長／東京都美容組合専務理事）

バイオタッチメディカルクリニックは、世界43カ国以上にネットワークを持つ米国Biotouch社の日本支社。美容目的のメニューの他に、失ったものをアートメイクでリカバリーする医療補助を目的とした治療を行っている。2020年5月に東京都港区高輪に開院。
医療従事者を対象とした国内最大のシェアを誇る医療アートメイクスクール® Biotouch Japanを支援している。

（情報／プレスリリース）

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