美容系品目 1割程度の減 2020年家計調査
Posted on | 2月 5, 2021 | No Comments
2015年=100の指数
総務省は2021年2月5日、2020年家計調査(年次)を発表した。2020年はコロナ禍で経済が停滞し、美容系品目もすべて落ち込んだが、前年からの落ち込み幅は1割程度で、同じ生衛業の飲食業や旅館ホテル業より軽微だった。
家計調査の美容系品目には、理髪料、パーマネント代、カット代、その他の理美容サービスがあり、2015年の支出金額を100とした指数(「二人以上の世帯」)は、
品目:指数(前年比)
理容:90.5(-8.2)
パーマ:62.8(-12.3)
カット:98.9(-2.6)
その他:104.0(-9.4)
消費支出:96.7(-5.4)
だった。
上記の計算は名目ベースで、消費全体の指数(消費支出)を勘案した実質ベースでは、カット代はプラスになる。ヘアカットはコロナ禍にもかかわらず、平均消費を上回る需要があったわけで、消費者にとって基礎的サービスになっているのがうかがえる。その一方でパーマネントは長期にわたり落ち込み続けており、選択的サービスになっている。
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タグ: 家計調査, 美容系品目, 美容系支出