他の理美容代の支出が圧倒
Posted on | 2月 8, 2021 | No Comments
2020年家計調査・世帯主の年齢階層別にみる美容系支出品目
2020年家計調査(二人以上の世帯)・年齢階層別で美容系品目をみると、他の理美容代の支出がどの年齢層でも多い。
パーマネント代は年齢層が高くなるにつれ支出金額が増えている。70歳以上の世帯の支出金額は平均の1.6倍、最低の29歳以下の4.4倍になる。
70歳以上の年齢層は年金生活世帯が多いが、「ばばパーマ」とよくいわれるように高齢女性にとってパーマネントは必要なサービスになっている。
理髪料は70歳以上が最多で、29歳以下の3.6倍になる。カット代は50~59歳を頂点に緩やかなカーブを描いている。
他の理美容代は近年伸長しているが、他の理美容代には、理髪料、パーマネント代、カット代以外の美容サービスが含まれる。エステティックやネイル、まつげエクステなど理美容サロンとは業態の違うサービスもあるが、ヘッドスパやヘアカラー、女性理容師が行うシェービッグエステなど理美容サロンで行われる多様なサービスも含まれる。
タグ: 家計調査, 年齢階層別, 美容系支出