営業利益が前年同期比12.3%増 コロナが追い風
Posted on | 12月 10, 2020 | No Comments
ビューティガレージ2021年4月期第2四半期決算
東証一部上場のビューティガレージは2020年12月9日、2021年4月期第2四半期(5月~10月、連結)決算を発表した。営業利益は3億53百万円(前年同期比12.3%増)と、コロナの影響で美容業界全体が低迷するなか、EC中心の同社は逆にコロナが追い風になった。
売上高は83億72百万円(同8.6%増)、売上総利益は26億76百万円(同10.3%増)、営業利益は3億53百万円(同12.3%増)、経常利益は3億62百万円(同14.5%増)、純利益は1億97百万円(同20.9%増)だった。
コロナ禍で同社EC会員の新規会員数が増え、既存会員の利用頻度も上昇した。店舗設計事業はコロナの影響で前年同期を割り込んだが、物販事業の8割を占めるEC売上が2割増となり、業績に貢献した。
美容業界のIT化は徐々に進んでいたが、今回の新型コロナウイルスは業界のIT化をいっそう促すことになるものと思われ、同社の将来展望にとって好材料になりそうだ。
今期、同社はまつ毛エクステンションの松風、中堅ディーラーの和楽などをグループ化し、また「ビューティガレージEXPRESSストア」、「西日本ディストリビューションセンター」を開設するなど積極的な経営を展開した。
2021年4月期の通期業績は、売上高179億4600万円(同14.1%増)を予想している。
(情報/IR)
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