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Amazonが理美容の業界サプライを変える

Posted on | 11月 5, 2020 | No Comments

Amazonプロフェッショナル・ビューティーストア開設
理美容ラウンジAmazonの理美容サロン向けの通販サイト「プロフェッショナル・ビューティーストア」が10月28日オープンしました。理美容師さんはもとより、業界流通業者、業界メーカーの皆さんは気になるところでしょう。

理美容業界の流通は、他業に比べてEC化が遅れているといわれてます。近年は、業界専門のECサイトを運営する会社が売上を大きく伸ばしてはいるものの、EC最大手といわれる会社でも、業界流通全体では五指の一角を占める程度で、他の4社は既存の流通業者が占めています。いまだにデーラーの営業マンによる訪問販売が主流です。

そこにAmazonの進出です。超がつく世界屈指の巨大企業です。販売、物流、支払いなどの管理は完成し、進化を続けています。業界ECサイトも、安全で安心して利用できるという面では、引けをとらないと思いますが、他業に比べECサイトが伸び悩んでいる背景のひとつに品揃えがあります。

業界専門のメーカーは、世の中がECの時代になっても既存の流通経路を通じて販売を中心に置いています。既存の流通以外で販売すると既存の流通業者から反発を買うのを懸念しているからでしょう。また理美容業界に新規参入する業者の多くは既存の業界流通を使っています。

Amazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」が開設されたからといって、すぐに業界専門のメーカーが出品することはなさそうです。しかし、業界の流通とは無縁の一流メーカーが「プロフェッショナル・ビューティーストア」経由で参入することは十分考えられます。また海外の理美容サロン専門メーカーがAmazonを使って日本の理美容市場に入ってくる可能性もあります。

そうなると、国内の流通にあぐらをかいている業界専門メーカーも、販売方法、流通を根本から変えざるを得ない状況になるでしょう。いますぐにというわけではありませんが、Amazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」開設は、理美容サロン業界のサプライを根本から変える可能性は高く、協調意識の高い業界流通にとって、黒船になるかもしれません。

理美容サロンへのサプライシステムが変革することは、多くの理美容店にとってメリットになることが多そうです。

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タグ: アマゾン, 理美容カフェ, 理美容業界サプライ

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