美容室での動画広告 高い効果に期待
Posted on | 10月 15, 2020 | No Comments
理美容室を広告媒体にする事業はむかしからあるが、近年はデジタルサイネージといわれるオンラインでの動画広告が増えている。その広告効果を脳波計測による感性評価サービスとして提供している電通サイエンスジャムは、美容室での検証を行った結果、感性がよりあらわれやすいことが判明した、と2020年10月12日発表した。
視聴環境が動画広告効果に及ぼす影響を脳波計測による感性評価技術で調査するもので、同社が開発した脳波から感性へ変換するアルゴリズムにより、ストレス度、集中度、好き度、興味度、ワクワク度を0-100の値で測定し、リアルタイムに感性変化を評価する手法で解析。
結果は、
「美容室で動画を視聴すると、感性がより表れやすいことがわかります。感性が豊かに表れることは、ユーザーが動画のコンテンツに対して反応を示していることであり、反応が豊かになるということは、自発的な態度変容を促進させる可能性があります」
とのことで、広告効果が期待できる、という。
自宅と美容室と比較を比較した調査だが、調査方法や検証方法、解析に使うアルゴリズムなどについての詳細は省略するが、美容室の視聴環境がワクワク度を押しあげているようだ。
調査内容
・検証実施日2020年7月20日~28日
・検証実施場所被験者自宅および都内美容室
・調査対象者20~30代一般女性8名
・視聴動画デジタルサイネージメディア「サキザキテルコ」で配信される約10分間のグルメ、ファッション、エンタメで構成された動画2種類
・使用機材感性アナライザ(DSJ社製)
・調査方法調査対象者の自宅に脳波計測機と動画視聴用のタブレットを配布し、自宅と美容室の2環境で行ないました。
脳波計測方法
対象者は、自宅と美容室で実験者の用意した動画をそれぞれ1種類ずつ合計2種類視聴し、動画視聴時の脳波を計測しました。
(情報/プレスリリース)
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タグ: サキザキテルコ, デジタルサイネージ, 広告効果