感染対策して通常営業の美容サロンが53.5%
Posted on | 10月 14, 2020 | No Comments
美容サロン経営者と美容サロンに通う男女を対象に9月に実施した「美容サロンのコロナ対策」に関する調査よると、半数以上の美容サロンは「感染対策をしながら通常営業している」ものの、49.6%のサロン経営者が「経営は不調」「危機的状況」と回答した。
この調査は、9月中ごろの調査で、その時点での営業状況については、「感染対策をしながら通常営業している」が53.5%と半数を超える。コロナ前の状態で「通常通り営業している」サロンは28.5%だった。「時間を短縮して営業している」は14.7%、「休業している」は3.3%あった。休業しているサロンは、再開のメドがたたないか、転廃業を検討している可能性が高い。
「サロンの現在の経営状況を教えて下さい」の問では、「危機的状況」5.9%、「不調」43.7%と約半数がダメージを受けている。その一方で、「順調」38.2%、「好調」が12.2%あり、好・不調がほぼ半々だった。好調なサロンは、コロナ対策を万全にして、来客数を増やしているものと推測される。
サロンで実施しているコロナ対策(複数回答)は
①スタッフのマスク着用:67.1%
②アルコール消毒の設置:62.2%
③店内の換気:59.8%
④検温:35.7%
⑤完全予約制の少数営業:30.7%
⑥席の間隔を開ける:29.6%
⑦席をパーテーションで仕切る:19.6%
一方、美容サロン利用者は、「サロン内で新型コロナウイルスの感染が発覚した場合、その情報を正確且つ迅速に伝えてもらいたいですか?」という質問に94.9%が「はい」と回答したほか、サロンのコロナ予防に関する情報提供を求めているのがわかった。
コロナ後は、万全なコロナ予防策とその情報を公開することが来店促進につながりそうだ。
この調査、「+8プラスエイト」という男性専用眉サロンが実施したもの。
【調査概要】「美容サロンのコロナ対策」に関する調査
・調査期間:2020年9月15日(火)~ 2020年9月16日(水)
・調査方法:インターネット調査
・調査人数:美容サロン経営者(836名)美容サロンに通う男女(217名)合計1,053人
・調査対象:美容サロン経営者と美容サロンに通う男女
・モニター提供元:ゼネラルリサーチ
(情報/プレスリリース)
タグ: withコロナ, コロナ後, 新型コロナウイルス