白髪女性の72%が理美容見室で染める
Posted on | 9月 24, 2020 | No Comments
「ホットペッパービューティーアカデミー」は、20~69歳の男女を対象に「白髪に関する意識調査2020」を実施、2020年9月24日その結果を発表。グレイヘアが注目される昨今、男女とも「今後も染め続ける」人は減少傾向にある一方で、理美容店で染める人は増える傾向にある。
「白髪である」と回答したのは男性49.5%、女性60.6%。「染めている」人は男性14.6%、女性45.0%と女性の半数近くが染めている。染めている人のうち「今後も染め続ける」と回答したのは、男性24.2%、女性31.6%で、5年前に比べ男性は5.1%、女性は5.7%それぞれ減少した。
しかし「理美容室で染める」人は男性34.9%、女性72.1%で、男女とも増加する傾向にある。5年前と比べると、男性は8.6%、女性は5.4%増えた。「自宅で染める」人は男女とも減ったが、同じセルフでも「白髪を徐々に染めていく効果のある、シャンプー等を利用する」人は男女とも微増している。
このほかの主なサマリーは
・白髪が気になりだした年齢:男性38.0歳、女性41.6歳 ここ5年で少しずつ上昇傾向に。
・現在実施している白髪対策:男性は自宅染め、女性は美容室・理容室での白髪染めが最多。男女ともに美容室・理容室での白髪染めが増加傾向
・グレイヘア(白髪を生かしたおしゃれなヘアスタイル)の認知:男性8割弱、女性9割
「いつかグレイヘアにしてみたい」男女ともに4割越え
・「白髪・グレイヘアが素敵だと思う有名人」:吉川晃司、近藤サトが2年連続1位
岡本華奈子「ホットペッパービューティーアカデミー」研究員のコメント
男女とも、少しずつではあるものの白髪の対策を始めた年齢はこの 5 年で高くなっており、年齢に関係なく今後も染め続ける意向のある人は、減少しています。
「グレイヘア」の浸透も関係しているかもしれませんが、ありのままの姿を受け入れるといった意識が定着してきているように感じます。
一方で、男女ともに美容室・理容室での白髪染めがこの 5 年で増加傾向にあります。自宅ケアでの「仕上がりのムラ」や「手間」等の不満は根強く、サロンの価値が再認識されているのかもしれません。 特に 男性のサロン染めに関しては、意向の高まりがみられ、今後サロンの介在価値が 拡大する兆しだと思います。
「白髪・グレイヘアに関する意識調査2020」の詳細は
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2020/09/RecruitLifestyle_HBA_20200924.pdf
タグ: グレイヘア, ホットペッパービューティーアカデミー, 白髪に関する意識調査