美容業界流通トップを目指し5カ年計画
Posted on | 6月 15, 2020 | No Comments
ビューティガレージ
東証一部上場の美容業界大手通販、ビューティガレージは2020年6月12日、「中期経営計画2020-2024」を発表。5年後には売上高300億円を目標に美容業界流通トップを目指す。
5年計画の基本方針は
1.利便性、品ぞろえ、価格、認知度を大幅にレベルアップ
2.物流機能の拡充と利便性向上
3.OMOコンセプトによる、オムニチャネル型販売の最適化
4.ソリューション事業の拡充
5.新サービス創出と外部リソース取り込み
6.海外事業の早期収益化と戦略見直し
これらの基本方針にそって、2020~2022年度の3年間を成長加速ステージ、2023~2024年度を飛躍ステージとし目標を達成する。
5年後の売上高構成は、主力の物販事業230億円、連結子会社が行う店舗設計事業55億円、その他ソリューション事業15億円を見込んでいる。
同社によると現在、インターネットを活用した美容業界EC流通市場は推計315億円あり、91億円を売上げる同社がトップ。5年後には、EC流通市場が600億円程度になると想定。同社は約三分の一にあたる200億円の売上高を見込んでいる。
また現在、美容業界流通市場全体では2638億円あるが、5年後はやや縮小し2500億円程度と予想する一方で、EC流通へのシフトは進み600億円程度に拡大するとしている。
今回の新型コロナも追い風になりそうだ。
同社は、開店から営業支援までワンストップでサービスを提供できる体制をすでに整えているが、この強みをさらに充実させることで、アクティブ会員を増やす。アクティブ会員を増やすことで、安定した拡大路線が可能になる。
なお現在、美容流通業界のトップ企業の売上高は260億円程度といわれ、300億円を売上げれば対面営業主体の美容ディーラーを抜いて、文字通り国内ナンバー1の美容業界流通企業になる。
(情報/IR)
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