国際理容美容専門学校 令和元年度卒業式
Posted on | 3月 23, 2020 | No Comments
国際理容美容専門学校(和田美義校長・理事長)は2020年3月10日、東京・荒川のサンパール荒川で、令和元年度卒業式を挙行した。
卒業したのは職業実践専門課程の理容科、美容科、ビジネス美容科と就学年数が3年の高等課程の美容高等科。今年は新型コロナウイルス感染症のリスクに配慮して規模を縮小して行った。
国家斉唱、学事報告に続いて、卒業証書授与、各種賞状授与が行われたあと、卒業生を前に和田校長理事長が下記の祝辞を述べた。さらに送辞、答辞があり、最後は参加者全員で校歌を斉唱し、卒業生は式場をあとにした。
在校生による送辞、卒業生による答辞、「仰げば尊し」を参会者全員で斉唱し、式を終えた。
光り輝くビューティクリエイターに
校長式辞/国際共立学園国際理容美容専門学校 和田美義校長
(前略)
今、振り返れば皆さんが国際理容美容専門学校で学んだ時間は長くもありあっという間だったかもしれません。過ごした思い出をたどれば皆さん一人一人にとってたった一つしかない尊いものです。自分の不甲斐なさに挫折しかかったこと、人間関係に悩んだこと、つらかったことなど、今となって思えばそれが人間的にも大きく成長できた貴重な体験だったと後々にも気づくことでしょう。
学びを通してわからなかったことや難しくなかなか上手に出来なかった技術が出来るようになった喜び、また周囲の人たちから受けた温かい言葉や励ましの言葉、時には人の親切に触れて感動したことなど、それらの思い出は単なる思い出ではなく、人生の宝物として永遠に心の中に残っていきます。
皆さんが学んだ国際理容美容専門学校は学生生徒一人ひとりの幸せを願い、何が必要かをとらえて資格取得だけを目指す教育ではなく社会に生きていくうえで人として大切なことを身に付けることのほうが大事と考え技術を通して豊かな人間性を育む教育に力を注いで、参りました。それが在学中に実践してきた身を美しくと書く撲の教育なのです。挨拶・返事・言葉遣いは出来るまで繰り返し厳しく指導をして参りました。社会人の第一歩はまず挨拶と返事のマナーから始めます。在学中に身につけた挨拶・身のこなし方などまだまだ本物には程遠い感じがします。本物の挨拶は自分の内面から湧き上がる相手に対する感謝の心の具現化です。
時と場所と人によって、表現の形が変わることをしっかり身に付けてください。
サロンの一員として信頼されるには素直な人であってほしい。素直な人は誰からも信頼され、好感を持たれます。そういう人はどこまでも成長していけます。人は素直な人に教えたくなります。素直な心がない人には教えるのが嫌になります。
そんな人は周囲からも捨てられ、信頼を失い自分自身にとって大きなマイナスになります。
どうか素直な心を忘れず謙虚であり続けてください。さあいよいよ夢実現に向けてスタートです。国際で学び、身につけてきたものが試される時が来ました。これから先、皆さんの前にも越えなければならない壁がいくつも出てきます。その壁を乗り越えることは決して容易いことではありません。夢の実現に向けて一つ一つの壁を乗り越えるための努力を是非続けてください。
その為には目標を定め、その目標にいつまでにという期限をつけてください。期限のない目標は単なる夢で終わってしまいます。それには目標に向かつて歩んでいく覚悟が必要なのです。
理容師・美容師・エステティシャンは人を美しくそして幸せにできる価値ある仕事です。皆さんが誇りと高い志を持って胸を張って光り輝くビューティクリエイターとなって業界
で活躍されることを期待しております。
(後略)
(情報/プレスリリース)
タグ: 卒業式, 国際理容美容専門学校, 美容高等科