理容組合支部に 交通事故防止アドバイザーを委嘱
Posted on | 9月 3, 2010 | No Comments
お年寄りの交通事故が多いことを受けて、栃木県の栃木警察署は理容組合と医師会の協力を得て、「高齢者交通事故防止アドバイザー」を委嘱した。
委嘱を受けたのは、栃木県理容生活衛生同業組合の栃木、壬生両支部と下都賀郡市医師会。
栃木署管内(栃木市、壬生町、岩舟町)の人口は約20万人で、その4分の1近くの4万7千人が高齢者。2010年1月から8月末までの交通事故512件のうち182件に高齢者がかかわり、交通事故死は10人中6人を高齢者が占めた。
栃木署では、これまでも高齢者宅訪問で交通安全を呼び掛けてきたが、「頻繁には回れなかった」(同署)ことから、独自の試みとして、理容組合と医師会に協力を要請したもの。
渡辺署長は「お年寄りは医師の言うことは誰よりも聞くという。理容店では長時間1対1になるので、これを利用して交通安全のアドバイスをしていただければと思った」と委嘱した理由を説明。
(情報/一般報道による)
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