選手村のボランティア美容師、600人超える
Posted on | 1月 22, 2020 | No Comments
BA東京(東京都美容組合)は2020年1月21日、東京・渋谷のセルリアン東急ホテルで新年会を開催。2020東京オリンピック、パラリンピックの選手村の美容室をBA東京が担当することから、来場した関係者らに協力を呼びかけた。
主催者を代表してあいさつした金内光信理事長は、選手村の美容室を担当することは「誇りであり喜びでもある」とし、「日本の美容技術の素晴らしさを世界に発信したい」と語った。また選手村美容室はボランティアで運営されるが、「ボランティア美容師はすでに目標の600人を超え700人に迫っている」と報告。さらに「オリンピック組織委員会から資金の提供はなく、ぜひ協力を」を呼びかけた。
また公共料金など諸物価が値上げされるなかで、美容料金は横ばいのままなのを憂慮し、「今年は料金の改定を目指したい」とし、具体的に「カット5千円、パーマネント1万円に近づけるなど料金の底上げを図りたい」と抱負を述べた。
来賓祝辞では多数の国会議員や小池百合子東京都知事があいさつ。小池知事は「来日した選手の皆さんに美容を通じて日本での素晴らしい思い出を増やしてほしい」とBA東京が運営する美容室に期待するとともに、185日後に迫った東京オリパラ大会への協力を要請した。
このあと関係団体代表者が登壇するなか、代表して柿本栄三日本ヘアカラー協会設立発起人の発声で乾杯し祝宴に移った。
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