理美容師やネイリストらの最賃保証を延長
Posted on | 1月 5, 2020 | No Comments
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は2019年12月31日、理美容師やネイリスト、エステティシャンらに対する1時間当たりの最低賃金の保証を2020年末まで延長するよう州労働局に指示した、と同日ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
保証の延長対象となる労働者は、美容系のほか犬のグルーマー、ツアーガイド、洗車員など約7万人になる。
チップ社会の米国では、チップ対象職種の最低賃金が低く抑えられているにもかかわらず、州の調査でこれらの職種で最低賃金の不払いがたびたび発生していることが判明。このため最低賃金の支払いを保証するよう経営者に指示している。ただし飲食業の労働者には適用されない。
また同州の最低賃金は同日、ニューヨーク市で15ドル、ロングアイランドとウエストチェスター郡で13ドル、州内のその他の地域で11ドル80セントに改定された。
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