理容業「採算」が2期連続でプラス域
Posted on | 11月 11, 2019 | No Comments
DI調査 2019年第2四半期
日本政策金融公庫は2019年11月8日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査」2019年第2四半期(2019年7月~9月、DI調査)を発表。5指標すべてで前年同期比がプラスになり好転の兆しがみえる。とくに理容業では「採算」が2期連続でプラス域だった。
理容業は「利用客数」が前年同期比で7.0ポイント改善したことが採算に影響したようだ。ただ「客単価」は好転していない。
美容業も緩やかに改善しているものの、「利用客数」が16期連続でマイナス30ポイント以下に低迷している。
【2019年第2四半期DI/前年同期比】
売上
理容:-23.6/1.5
美容:-20.2/4.0
全業種:-21.3/4.2
採算
理容:2.6/4.3
美容:-3.0/0.7
全業種:-3.5/3.2
業況
理容:-18.9/1.4
美容:-19.0/2.7
全業種:-21.9/2.0
利用客数
理容:-25.5/7.0
美容:-32.8/2.1
全業種:-26.3/5.2
客単価
理容:-10.4/0.0
美容:-11.2/1.0
全業種:-12.7/2.2
投資実績
理容:9.2/-0.5
美容:13.4/0.6
全業種:19.5/-0.5
*DI調査=「良い(上昇)-悪い(減少)」の回答数
*グラフは、売上・採算・業況・利用客数・客単価のDIを合算し、4期平均移動線で表示
【調査概要】
調査時期:9月上旬
調査方法:郵送による
有効回答企業:理容業423企業、美容業469企業、全業種3151企業
タグ: 日本政策金融公庫, DI, DI調査