国宝や重文の「きもの KIMONO」を展示
Posted on | 10月 28, 2019 | No Comments
東京国立博物館 47年ぶりの特別展
来年4月14日から6月7日まで東京国立博物館 平成館(東京・上野公園)で開催される、空前絶後と称される「きもの KIMONO」展、その見所などが2019年10月17日メディア向けに発表された。
鎌倉時代から現代までを通覧する、初めての大規模きもの展
きものの通史が理解できる展覧会で、国宝や重要文化財を含むきものをはじめ、染色作品、屏風絵、浮世絵が展示される。和装・染織をテーマにした特別展としては「日本の染織」(1973年)以来、47年ぶりの特別展になる。
尾形光琳の「冬木小袖」が登場
江戸時代の代表する絵師の尾形光琳が生涯残した、たった1領の白小袖の秋草図を表した小袖(重文)が展示される
海外からの里帰り品、初出展
米国メトロポリタン所蔵の通称「誰が袖図屏風」絵が展示され、安土桃山時代のきものが理解できる
信長・秀吉・家康・篤姫ら歴史上の有名人が着用した衣装が多数展示される
プレス用に配布されたパンフレット。掲載されているのは「小袖 黒綸子地波鴛鴦模様」(重文)。寛文年間(1661~1673)に経済力をつけた町方女性の間で流行した、遊び心溢れる小袖という。
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タグ: きもの文化, 和装, 着物