和装文化のユネスコ無形文化遺産登録推進のロゴ決まる
Posted on | 6月 2, 2018 | No Comments
和装(きもの文化)のユネスコ無形文化遺産への登録を目指す京都和装産業振興財団は推進ロゴマークを決め、2018年5月29日開催の経済産業省・和装振興協議会で発表した。
京都和装産業振興財団は、経済産業省などの後押しを受けて昨年、和装(きもの文化)のユネスコ無形文化遺産への登録を目指すことを決め、2018年をそのキックオフ年として活動を開始することにしていた。
その矢先に発生した「はれのひ」事件で出鼻をくじかれたかっこうになったが、登録推進ロゴは計画通り公募され、2月15日の締切までに1,345点の応募作品があった。
推進ロゴに選ばれたのは、谷弘和さん(広島県)の作品(左)で、わかりやすさと「他の衣裳文化にはないきものの特徴をうまく切り取っている」ことなどが評価された。
京都和装産業振興財団・経済産業省(製造産業局 生活製品課)は和装業界の振興をはかるためにも、このロゴを活用して、各関係方面に和装文化のユネスコ無形文化遺産への登録を働きかけることにしている。
なお、和装(きもの文化)・着付は、美容業界との関係が深いが、いまのところこの活動に美容業界・厚生労働省関係からの参加はない。
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