スキンケアに短期間で効果を求める女性
Posted on | 10月 15, 2019 | No Comments
社会進出が進み、疲れやストレスなど過酷な環境下でも、仕事や家事、趣味や子育てなど多くの要素を抱えながら前向きに頑張っている30代~40代女性は、睡眠時間も少なく、疲れをほぼ毎日感じていて、多くの人が肌不調の発生頻度が増加している。そんな彼女らがスキンケアに求めるものは「効果と効率」だった。
花王が30-40代女性5,493名を対象に実施した「生活&肌に関する意識調査」を2019年10月10日発表。調査では、複数の役割をこなしている女性をマルチタスクウーマンとしてとらえている。
【調査結果サマリー】
➀30ー40代女性の多くは、自分の為に使える時間が少なく、疲れが肌に出やすい。
②疲れが肌に出やすく、自分の為に使える時間が少ない女性達は「マルチタスク」な傾向。睡眠時間も少なく、疲れをほぼ毎日感じている人は半数以上。
③マルチタスクな現代女性は、肌不調の発生頻度が増加。また、1ヵ月間に感じる肌不調の種類も5.5種と多い。
④マルチタスクな現代女性の多くは、スキンケアに「効果と効率」を求めている。
マルチタスクウーマンに、「スキンケア製品を使いはじめてから、何日で効果を実感したいか」を尋ねたところ、「1日」と答えた方が5%、「3日以内」が23%、「1週間以内」と答えた方が40%に。(図)
「1週間以内」にスキンケア効果を実感したい方の合計が68%を占めている事からも、マルチタスクウーマンの多くは、「スキンケアの効果実感を短期間で求めている」=「スキンケアに効果と効率を求めている」ことがうかがえると、花王では分析している。
【調査概要】
調査時期:2019年4月/2019年8月
調査方法:インターネット調査
調査対象:スクリーニング調査…30-40代の女性5,493人
本調査…30-40代女性で、ストレスや疲れが肌に出やすく自由時間が少ない618人
タグ: スキンケア, 消費者調査, 花王