カンボジア 理美容業の外国人進出を解禁
Posted on | 10月 8, 2019 | No Comments
東南アジアに進出する理美容サロンが増えるなか、これまで外国人の進出を認めていなかったカンボジア政府が解禁した。『カンボジア ビジネス パートナーズ』WEB版が2019年10月7日伝えた。
同メディアは、「カンボジアに進出する日系企業のためのB2Bガイドブック」で、同国『クメールタイムズ』紙の報道を引用して伝えた。
それによると、同国・労働職業訓練省は、これまで禁じていた美容師などの非公式部門の指定職種について外国人の自営について、同省のイット・ソムヘーン大臣が10月5日、「禁止令は適用せず、影響を受けた人々にとっては通常通りだ」と述べた。
解禁した理由について、サービス部門における外国人の専門知識の需要によるものと説明。これにより、外国人があらゆる産業で雇用されることが許可され、自営業もできる。
同省の報告によると、93か国から16万77人の外国人がカンボジア国内で就労。国籍別では中国人が10万人以上と最も多く、次いでベトナム人、フィリピン人、タイ人、インドネシア人、台湾人、マレーシア人、韓国人、インド人、英国人と続く。
なお、東南アジア諸国のうち、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどはすでに解禁していて、日本の理美容業者が進出している。国によって開業条件、営業条件、また雇用者の条件などが違うが、カンボジアの条件の詳細は不明。
理美容業やエステなど美容系職種の東南アジアへの進出については、韓国が先行しており、日本は周回遅れの状態という。
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