美容アシスタントの練習は業務外が約半数
Posted on | 9月 12, 2019 | No Comments
美容師アシスタントとして働いている若手の男女を対象にした「若手美容師アシスタントの本音」に関するアンケートの調査結果が2019年9月11日発表された。働き方改革が進むなか、2年間学校に通い国家資格を修得した割にはアシスタントの労働環境は厳しい一面があるのが改めて浮き彫りにされた。
「出勤日にお店にいる1日の平均滞在時間を教えてください」
「8時間」(25.3%)という回答が最も多かった。しかし、一般的な就業時間である「8時間」を超えた「9時間」以上(計29.1%)も約3人に1人いる。
「技術練習はいつ行っていますか?(複数回答可)」
「営業終了後」(53.0%)が最多だった。
「技術練習は業務時間に含まれていますか?」
約半数の方が「いいえ」(49.3%)と回答。働き方改革関連法等により労働時間管理が厳しくなっている昨今、美容サロン業界としても改善が迫られている。
「現在の月給を教えてください」
「15万円以上20万円未満」(37.9%)が最多。
「アシスタントの仕事でつらいと感じること、できればやりたくないと思うことを教えてください」
・チラシ配り(東京都/20代/男性)
・休日にもセミナーがある(神奈川県/20代/女性)
・早朝のトレーニング(千葉県/30代/女性)
・掃除と準備だけしかできない日が続くこと(大阪府/20代/女性)
営業時間の見直しや時短の取り組みについて積極的に動いている美容室は多く、具体的な取り組みとして
・営業時間を平日は短くしている(岐阜県/20代/女性)
・メニューを見直し、業務の効率化と短縮を図っている(北海道/20代/女性)
・2交代制で、子育て中のスタッフは昼前勤務などの配慮がある(熊本県/30代/女性)
・定時で帰れるような予約の見直しなど(青森県/30代/女性)
などがあった。
離職率の高さが指摘されている美容サロン業界だが、美容師アシスタントの本音を把握し、的確にフォローアップすることで定着率をあげることにつながる。
調査を実施した会社は、平成3年創業の美容室向け顧客管理×POSシステムメーカーの株式会社アライド・システム。
『集客サイトに頼らないサロン』
『本気でお客様と向き合うサロン』
『どこまでも技術力を高めるサロン』
そんな美容室のサポートが少しでもできるよう、顧客管理×POSシステムを開発しているという。
株式会社アライド・システム
https://www.allied.co.jp/
【調査概要:「若手美容師アシスタントの本音」に関するアンケート調査】
■調査日:2019年8月27日(火)~ 2019年9月2日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査人数:1,041人
■調査対象:美容師アシスタントとして働いている若手の男女
■モニター提供元:ゼネラルリサーチ
(情報/ニュースリリース)
タグ: アシスタント, 働き方改革と美容業界, 美容師アシスタント