毛髪診断の確立目指し毛髪提供協力者を募集
Posted on | 6月 29, 2019 | No Comments
毛髪に蓄積された健康データを活用した新しいヘルスケア・疾病の診断方法の確立を目指す「毛髪診断コンソーシアム」は2019年6月27日より、毛髪提供・アンケート調査協力者の募集を開始した。
さまざまな身体情報が詰まっている毛髪を活用した健康測定方法を開発するにはビッグデータの構築が必要になるが、同コンソーシアムでは、科学的に毛髪の形態を解析する方法や、毛髪の組成情報(アミノ酸、ミネラル、脂質、ホルモン)のデータの取得方法を確立し、小規模のフィージビリティスタディにより健康指標となるマーカーの探索、ビッグデータの構築に向けた体制が整ったことから募集を開始した。
この診断方法が確立されれば、毛髪を採取するだけで、ヘルスケア、未病化、医療に関わるさまざまな情報が得られる、という。
同コンソーシアムでは、「日本発のウェルネスイノベーションとして科学的な指標に基づく国民の健康管理に貢献するとともに、日本の新規産業の発展につながることが期待される」としている。
なお、毛髪診断コンソーシアムは、アデランス、ヤフーなどを幹事法人に、国立研究開発法人理化学研究所の協力を得て研究する。また、アジュバンコスメジャパン、京セラ、コンピュータ技研、島津製作所、ダイキン、東ソー、日本生命など有力企業が参画している。
<応募について>
期間:6月27日(木)~
※募集人数に達し次第募集終了
応募方法:毛髪診断コンソーシアムホームページより
https://www.hair-diagnostic-consortium.jp/
タグ: 毛髪で健康診断, 毛髪診断, 毛髪診断コンソーシアム