母・吉行あぐりさんとの思い出など
Posted on | 6月 18, 2019 | No Comments
『そしていま、一人になった』(吉行和子・著)
吉行あぐりさんといえば、1997年放送のNHK朝ドラ「あぐり美容室」で一般の人にも有名になった美容師さん。長寿の方が多い美容業界のなかでも107歳の天寿をまっとうし2015年逝去された。
そんな吉行あぐりさんとの想い出などを長女で女優の吉行和子さんが綴ったのが『そしていま、一人になった』。
吉行あぐりさん、90歳を過ぎても現役を貫き、贔屓客の多くが他界してお客さんが減って暇になったのを嘆いていた。
吉行あぐりさんの夫、吉行エイスケさんは34歳、息子の吉行淳之介さんは70歳、次女の吉行理恵さんは66歳で亡くなっている。3人は著名な小説家で、淳之介さんと理恵さんは芥川賞作家。
親、兄妹が亡くなり『そしていま、一人になった』和子さんは83歳。本の書評をみると、和子さんはあぐりさんの血を色濃く受け継いだようで、107歳越えは間違いなし?
『そしていま、一人になった』
ホーム社(集英社グループ)
定価1700円(本体)+税
判型四六判
ページ数260ページ
ISBNコード978-4-8342-5329-0
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