美容室市場のセット剤が2年連続前年割れ NBBA加盟社
Posted on | 6月 13, 2019 | No Comments
NBBA(全国理美容製造者協会)は2019年6月12日開いた報告会で、同協会加盟社の2018年分の美容室業界・理容室業界への製品出荷状況のデータを発表した。
発表したデータは、金額(売上)ベースで、ヘアカラー、パーマネント、ヘアケア、フィニッシング(セット剤)の4カテゴリー別に2010年を100とした指数。2010年からの経年データと、2018年の4カテゴリの比率データ。
美容室市場では、ヘアカラー、ヘアケアが順調に伸長しているのに対し、パーマネントは縮小傾向が続いている。フィニッシングは連続して対前年比割れだった。
2018年の美容室出荷指数(2010年=100)
カラー 130
パーマ 66
ヘアケア 142
フィニッシング 104
合計 123
理容室市場は、4カテゴリーすべて前年比マイナスで縮小トレンドが続いている。理容業界の経営実態をあらわしているといえる。
2018年の理容室出荷指数(2010年=100)
カラー 101
パーマ 51
ヘアケア 72
フィニッシング 70
合計 78
ヘアカラーとヘアケアが約4割
カテゴリー別構成比は、美容理容ともヘアカラーとヘアケアが約4割を占める。
カテゴリー別構成比(%)
美容
カラー 39.5
パーマ 6.1
ヘアケア 40.6
フィニッシング 13.9
理容
カラー 40.0
パーマ 9.0
ヘアケア 38.1
フィニッシング 12.9
(資料/NBBA)
タグ: 出荷額, 理美容プロ製品, NBBA