「ワンダーCOOL」と銘打ち、今年もクールビズヘア

Posted on | 4月 25, 2019 | No Comments

全理連が毎年取り組んでいるクールビズヘア、今年は「ワンダーCOOL」と銘打ち、原田義昭環境大臣を迎えて、発表会を2019年4月24日行った。

国が進める地球温暖化防止対策に呼応し、2007年より実施している恒例イベント。地域に根ざした理容業が、社会の中で果たすべき社会貢献の一つとして実施している。

「ワンダーCOOL」と銘打った今年は次の3点に取り組んだ。
1.インバウンド対応に考慮し「浴衣に似合うクールビズへア」と、訪日外国人が理容サロンを訪れ、涼しく、楽しんでもらえるようなアイデアの募集。

2.「髪を1cm切って体感温度を1度下げる」をキャッチフレーズとした2019年版クールビズヘアの募集と発表。

3.今年はこの取り組みを日本国内にとどまらせず、グローパルな活動として、理美容の国際組織OMC(世界理容美容機構)にも呼びかけ世界に発信する。とくに有害廃棄物の貿易を制限する「パーゼル条約」の対象に、日本が汚染した廃プラスティックを加える案の共同提案国となることを踏まえ、リサイクルに適さないプラスティックへの対応として代替品への切り替えなどを理容師の声として呼びかける。

発表会では、クールビズヘアで最優秀賞に輝いた上田直哉さん（新潟県）と白川丈晴全理連中央講師会幹事長が「浴衣に似合うクールビズへア」を披露。浴衣着付けは国際文化理容美容専門学校の荘司礼子校長が担当し、和のテイスト溢れる作品を紹介した。今年のクールビズヘアでは国内にとどまらず海外の理容師からも作品を募集し、台湾、韓国、香港などから多くの海外作品が寄せられた。全応募作品は昨年より24作品多い166作品を数えた。

会見に訪れた原田義昭環境大臣は温暖化防止に積極的に取組む理容業界、全理連の社会貢献活動に謝意を表していた。


写真上・「浴衣に似合うクールビズへア」を作る白川丈晴全理連中央講師会幹事長（中央）と上田直哉さん（新潟県）。左は浴衣を着付けた荘司礼子国際文化理容美容専門学校校長。写真下・原田義昭環境大臣を囲んでの記念写真（会場は、東京・代々木の全理連ビル9階）


写真上・最優秀賞作品／上田直哉（新潟県）、写真下・インターナショナル部門最優秀賞作品／Lin Wang Xueさん（台湾）

写真提供・全理連

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