JHSAが「働きたいサロンNo.1」テーマにセミナー
Posted on | 7月 1, 2018 | No Comments
日本ヘッドスパ協会(JHSA、大泉直則理事長)は2018年6月12日、東京・芝公園のホテルメルパルク東京で、第2回オープンセミナーを開催、40名が参加した。
当日は第3回社員総会が行われ、総会終了後オープンセミナーを開催したもの。
第2回オープンセミナーの開催にあたり、主催者を代表して大泉理事長は、社員総会が無事終了したことを報告し、「本日は、当協会の田中房五郎理事に「働きたいサロンNo.1」というテーマでご講演いただきます。多くのサロン経営者が技術者不足に頭を悩ませる今、業務委託制度を導入して業界内外から注目されている田中理事には、人が辞めないサロンづくりのヒントをお話しいただきます」とあいさつ。
セミナー(写真)では講師の田中理事から、現在導入している業務委託制度を確立するに至った経緯やメリットについて、次のように語った。
「今から13年前の知名度がない時代、人の採用には苦労しました。人を選べるサロンになりたいとずっと思っています。理想は“全店舗新規採用停止中”。人が働きたい、辞めないサロンを作ることです。
美容業は生産性が低く、しかも技術者が不足しているいま、開店しても1年で60%が閉店、3年以内で90%が閉店、美容師の離職率も3年以内で72%というデータがあります。
正社員雇用型には、長期雇用が可能、一体感が作りやすい、教育や指示がしやすいというメリットと、コストがかかる、法的義務があるなどのデメリットがあります。
また業務委託には、教育がいらない、コストが少ないというメリットと、指示ができないというデメリットがあります。コムズグループの業務委託は、業務委託のメリットと正規雇用のデメリットを排除した考え方です。働きたいサロン、人が辞めないサロン、そしてFCオーナーになるというシステムで、働いた分だけで稼ぐことができます。
現在、FCオーナーを100名作ることを目標にしています」
セミナー終了後は、鈴田茂喜副理事長のあいさつ、乾杯の発声で情報交換会(茶話会)が開催され、1級検定合格者を交えて交流を深めた。
最後に、伊藤誠一郎理事の中締めあいさつで、第2回オープンセミナー&情報交換会は無事終了した。
(情報/ニュースリリース)
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