ビューティガレージ 売上高 前期比21.1%増
Posted on | 6月 15, 2018 | No Comments
平成30年4月期決算
東証一部上場のビューティガレージは2018年6月14日、平成30年4月期決算を発表。売上高は116億80百万円と前期比21.1%増と驚異的な拡大を示した。営業利益6億48百万円(前期比16.6%増)、当期純利益4億49百万円(同43.0%)だった。
厳しい競争環境にある美容サロン業界においてコスト意識がいっそう高まったことが、低価格路線を基本とする同社にとって追い風になった。
同社の主軸事業であるネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」の累計登録会員総数は345,229口座(前年同期比11.7%増)に増え、このうち年6回以上購入するロイヤルユーザー数は24,524口座(同24.5%)となり、リピート客の増加が売上拡大に大きく貢献した。
同社では平成30年4月期に
・リピート商材の大幅拡充による「フロー&ストック型収益構造」への転換
・「開業+経営支援」のサービス領域拡充
・美容業界向け各種展示会への出展
・大阪総合ショールームの開設、東京総合ショールームの大幅リニューアル
・通販カタログ4種の発刊
などの積極的な政策を展開したことが奏功した、としている。
今後も厳しい経営環境が継続するものと予測される美容系サロン業界にあって、低価格志向の同社の戦略は、サロン経営者から支持されるものと思われる。東証上場以来、二桁の伸びを継続している同社だが、この勢いは止まりそうにない。
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