タカラベルモント 2018年3月期の売上は672億円
Posted on | 4月 26, 2018 | No Comments
タカラベルモントをはじめとするタカラベルモントグループは2018年4月11日、リーガロイヤルホテル大阪で2018年全国有力代理店会を開催、吉川秀隆会長兼社長が2018年3月期業績(速報)を報告するとともに、新年度の方針などについて語った。
吉川会長兼社長(写真)は、2017年度の業績(速報値)について、国内外のグループ連結売上高は672億円になったと報告。これは前期比23億円(3.5%)の増。この5年間で最高額になった。
このうち国内の理美容機器事業は前年比103.9%、化粧品のルベル事業は前年比102.6%だった。
同社では、「労働生産性の低迷」する理美容業界に自動化の提案を行っているが、国内では自動洗髪機の売上が伸長した。とくに人手不足が深刻なヘアカラー&カットに特化した業態店での導入が進んだと伝えられる。
また、グローバル事業については、ベトナム・ホーチミン市に本社を持つ、ベトナム・プロフェッショナル頭髪化粧品の製造販売会社、グーアーチャウ社を買収したことを発表(既報)。さらに、海外で「ヘッドスパ」文化が普及し、YUMEシリーズは世界での販売台数が対前年比162%と大きく拡大したと報告。
理美容業界の課題や展望については、年々深刻化する「労働生産性の低迷」という課題解決への取り組みや、多様化したニーズに応え高い価値を提供するため、新年度も引き続き、“自動化”や価値を生む「個室」の在り方、魅力あるメンズサロンづくりなど、サロンの“生産性向上”に繋がる活動を通じて、理美容業界のGDPを大幅に拡大していく、と語った。
(情報/ニュースリリース)
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