ママさん美容師の「産休・育休・時短」を学ぶ
Posted on | 3月 22, 2018 | No Comments
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルートライフスタイル)の「女性活躍」イベントが、女性スタッフの離職防止などに取組む理美容サロン経営者らが参加して、2018年3月20日東京で開かれた。今回のテーマは「イベントで学ぶ『産休・育休・時短』の始めかた」。
第1部は、産休・育休・時短に取組むメリットについて、人手不足が深刻化する理美容業界の現状を説明、就職先サロンを選ぶ条件に「結婚・出産しても継続して勤務できる」ことが半数以上の女子美容学生があげていることなどを紹介した。
また、産休・育休・時短に関する制度や法的な条件の基本について、理美容サロンの実情に詳しい、社会保険労務士の秋田繁樹講師が法的な規制や制度をサロンでの実例をもとに具体的に説明した。
第2部は、まず取り組みサロンの体験談として、埼玉県でヘアサロン2店舗を経営している鈴木孝昌(Dilla)さんが自店での体験を報告。スタッフ12名中、ママさん美容師が3名で、職場復帰に際しては、正社員・パートを選択できるようにし、以前は時給と歩合給だったものを時給と指名売上に関連づけるシステムに変更した経緯などを語った。
ママさんスタッフが休業中のカバーについても、職場体制面、収支の金銭面での対応などについて語った。
最後の質疑応答では、「このようなケースでは、どうしたら良いのか?」と具体的な質問が多く、参加者は産休・育休・時短に取組むヒントを得たようだ。
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