理美容サロン大手のリビアスが「ISO 9001」認証取得
Posted on | 12月 5, 2017 | No Comments
理美容サロンを全国に236店舗展開するリビアスは2017年12月4日、国際標準化機構の国際規格「ISO 9001:2015(QMS:品質マネジメントシステム)」認証を取得した、と12月4日発表した。取得(登録)日は、11月20日。
同社は、グループ内のサロンオーナー、従業員満足度に着目し、フランチャイズ加盟店の運営サポートとサロンオーナーの経営サポート事業の品質向上のために、管理部門機能での認証を取得したもの。
理美容業界では、サロンの顧客満足度を高めるための認証取得が中心だったが、管理部門機能で取得したのは理美容業界で初めて、という。
■認証取得の背景
現在、リビアスグループでは全国に直営店102店舗、フランチャイズ加盟店134店舗、合計236店舗(2017年11月末現在)を展開。また、経営サポート事業として理美容業46社のオーナーサポートや従業員教育などのコンサルティングも行っており、これらの店舗やオーナーを本社(大阪府大阪市)と東京支社(東京都千代田区)で管理、サポートしている。
リビアスでは、次年度(第18期)より年間50店舗(直営店25店舗、FC店25店舗)の出店を計画していることから、サポート部門である本社・東京支社の内部体制をさらに強化し、サービスの均一化・標準化を図るために「ISO 9001:2015(品質マネジメントシステム)」を取り入れた。
■ISO 9001:2015(品質マネジメントシステム)の取り組み
今回認証の対象となったのは、本社ならびに東京支社の営業開発、FC事業部、経営サポート事業部、商品部、採用、総務、人事、経理の各部署で、2017年7月より認証取得に向けての取り組みを開始。
店舗や経営サポート会員の満足度をアップすることがお客様満足度をアップするという考えのもと、国際規格に適合するマニュアルは、リビアスが「組織を一つにする道具」として活用している『経営計画書』をベースに作成した。
次に具体的施策として(1) 作業効率向上 (2) サービスの均一化に取り組んだ。
(1) 作業効率向上では、情報共有化を徹底するためにフリーアドレス化とG-suiteによるペーパーレス化を導入。
(2) サービスの均一化では作業手順書による教育と実務を徹底した。
また、社内ワークフローシステムを活用し、現場の声を吸い上げて業務改善につなげることを仕組み化した。今回の認証取得は業務改善へのスタートラインと捉え、顧客満足向上のためにさらにブラッシュアップを進めていく。
■認証概要
認証範囲:理美容サロンの経営および店舗運営のサポート事業
認証番号:QMJ:0050
登録日:2017年11月20日
審査機関:Global Network System Co.,Ltd.
■会社概要
社名:株式会社リビアス
所在地:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島1丁目11番34号
新大阪サンアールビル7号館2階
代表者:代表取締役 大西昌宏
設立:2002年2月22日
従業員数:457名
事業内容:理容・美容・エステサロン・まつげエクステサロン
ネイルサロン・経営サポート事業・フランチャイズ事業
URL : http://www.ribias.net/
(情報/ニュースリリース)
タグ: ISO, リビアス, 経営