平成28年度決算は5974万円の欠損 JNA
Posted on | 6月 23, 2017 | No Comments
日本ネイリスト協会(JNA)は2017年6月21日、東京・永田町のホテルで第12回総会を開き、平成28年度報告案件、平成29年度計画案件、会長職などを設ける定款規定改正案など上程議案を審議の上、承認した。
総会の冒頭あいさつした滝川晃一日本ネイリスト協会理事長は、「他のサービス産業が低迷する中、ネイル産業は底堅く推移した」と28年度のネイル動向を語り、さらに「今秋には台湾、韓国でJNA国際基準のネイル3級検定が行われる」ことを明らかにし、日本のネイル制度が世界基準になることに期待した。
平成28年度決算は、収入9億8145万円、支出10億4118万円で、5974万円の欠損を計上。繰越正味財産を取崩し、次期繰越正味財産は2億9273万円になった。事業収入が予算額より4千万円近く落ち込んだのが響いた。
29年度予算は、コストパフォーマンスを重視するとともに、経費の見直しを行い、収入9億2800万円、支出9億2600万円、200万円の繰越正味財産増の予算を編成、財政の健全化をはかる。
定款改正案では、会長と常務理事を新たに設けることにし、会長に仲宗根幸子副理事長、常務理事に事務局トップの木村俊弥理事を選んだ。
また今期は役員改改正があり、滝川晃一理事長、藤原洋二、仲宗根幸子、水野義夫の3副理事長を含む21理事が選出されたことを報告した。
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タグ: 定款改定, 日本ネイリスト協会, 総会