オリンピック選手村の理美容室はP&G社?
Posted on | 3月 24, 2017 | No Comments
東京都美容組合(BA東京)は2017年3月22日、都内で業界記者と会見し、2017年度事業や美容業界が当面する問題などについて説明。2020年の東京オリンピックに向けて、美容業界として準備室を設けることなどを明らかにした。
選手村での設置が予定されている理美容室の運営を手がけることで、東京オリンピックで来日する選手らに日本の美容技術の良さを知ってもらう狙いがある。
金内光信理事長は「美容組合を中心に未加入者らも含め美容業界全体で対応したい」としたが、その一方でIOCとの関係が強いP&G社(*)による運営が既定との情報があることも語った。
日本の美容業界が中心となって選手村理美容室を運営できるかは、今後のIOCやオリンピック組織委員会、東京都などとの調整にかかっているが、実現するかは微妙といえる。
また急増する外国人観光客に対応し、ホテル業界とコラボして、外国人を受入れ可能な美容室の情報を提供してもらうことなども語った。
このほか、組合員加入促進事業や第59回ガラ・ド・ラ・コワフュールなどについて説明した。
*プロクター・アンド・ギャンブル。洗剤などの家庭用製品や化粧品、工業用製品の製造、販売をする、世界最大の一般消費財メーカー。
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