パーマネントが下降トレンドに戻る <2016年11月の家計調査>
Posted on | 12月 29, 2016 | No Comments
総務省は2016年12月27日、11月の「家計調査」(速報値)を発表した。前月、大幅に支出が拡大したパーマネントが一転、従来通りの下降トレンドに戻った。
パーマネント支出は前月103.8と19.5ポイント(前月比)大幅上昇したが、11月は80.6と23.2ポイント下落した。前年同月比もマイナス7.9%で、これまでの下降トレンドに戻った。1回あたりの支払料金に大きな変化はなく、利用回数が減ったことが下落要因になっている。
ヘアカットは2ヶ月連続して下がった。ヘアカットはパーマネントに代わる美容店の稼ぎ頭だけに、美容業界の景況は悪化の傾向がうかがえる。
なお、7月より指数の基準年が2015年に変更された。
【家計調査/11月】
<2016年12月27日発表>
品目:指数(前年同月比)
理容:89.4(▼0.5)
パーマ:80.6(▼7.9)
カット:91.7(▼5.5)
その他:100.1(11.2)
*家計調査「二人以上の世帯」より
*指数は2015年=100。年に換算して算出。
*「その他」は「その他の理美容サービス」。美顔術料・エステティック、衣装着付・化粧代、セット代、ヘアカラー代、なでつけ代など美容系の他、大規模な温泉施設の入場料、個室使用料、タオルレンタル料などが含まれる。
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