シェービングを活用した理容ならではの新業態
Posted on | 9月 14, 2016 | No Comments
日本エステティック研究財団は2016年9月13日、東京ビッグサイト 会議棟6階で、「美と健康への貢献~エステティック~」をテーマに、第10回エステティック学術会議を開催。この中で、菅家絵利子全理連中央講師は「シェービングを活かしたエステティックの可能性」のテーマで特別講演を行い、理容師が行うエステティックの可能性を語った。後援・厚生労働省。
菅家講師は、理容の業務独占であるシェービングの効用について、ピーリング効果、リンパドレナージュ効果、ターンオーバーの正常化、そして何よりエステティックに求められる快感技術である点を強調。実際、シェービングすることで、化粧ののりがよくなることや、皮膚が透明化することが従来からいわれている。
講師自身は全身エステを行う本格的なエステティックサロンを経営しているというが、自身の経験を踏まえ、エステティックの入口としてのレディースシェービングの有用性も語った。
さらに理容業界の内部から今後、エステティック化が進むものと期待し、理容業としてのエステティックの可能性を説いた。
シェービングを基点にしたエステティックの可能性については、リビアス社が展開するレディスシェーブに特化したサロンの進展をみても、その可能性は大いにある。しかし、大西昌弘リビアス社長がいうように、従来型の理容業の範囲で行なうのでは限界がある。シェービングができるエステティシャン、つまりエステレベルの接客、接遇を身につけた女性理容師がエステサロンでシェービング施術する、そんな理容ならではの新業態が求められる、といえる。
タグ: エステティック学術会議, レディスシェーブ