理美容業界に新しいイノベーションを
Posted on | 4月 15, 2016 | No Comments
タカラベルモント2016年全国有力代理店会
タカラベルモントは2016年4月6日、7日の両日、大阪で2016年全国有力代理店会を開催。
6日の全国有力代理店会会議では、吉川秀隆代表取締役会長兼社長が2015年度の業績報告と2016年度のグループ全体の経営方針を発表した。
2015年度の業績について、国内外のグループの連結売上高は665億円(前年比5.4%の伸長)と報告。グローバル事業については、英国を中心に拡大するメンズグルーミングのトレンドをつかみ、クラシックな理容椅子の販売が好調とした。
本年は同社創業95周年、化粧品の主力ブランド「ルベル」発売40周年、タカラベルモントUSAが設立60周年を迎える大きな節目の年であり、歴史の積み重ねを認識し、ものづくりメーカーとしての強みを更に磨き上げていきたいと語った。
2016年度については、昨年度のテーマである「定番新価値(イノベーションを起こし、それらを定番=ロングセラーにすること)」を踏襲し、同社のこれまで培ってきた技術やノウハウを土台にして、新しいイノベーションを起こす事を大方針とする、と発表した。
今年のメインイベントである「TWBC(タカラワールドビジネスコングレス)2016」については、今や世界最高峰となった日本のプロフェッショナルビューティがさらなる発展を遂げ、新たな世界を広げることを目指して、サロンの皆様にこれまでになかった視点やアイデアを見つけていただく場の提供を目的として、10月3日・4日に横浜で開催する、と発表した。
7回目となる今回のテーマは「COSMICTION(コズミクション)」。未来を宇宙になぞらえ、未来向けて行動を起こそうというメッセージが込められていると語り、主要なコンテンツ2つを紹介。
一つ目は、今後ますます深刻になる「高齢化」「スタッフ不足」「IT化への対応」の問題解決をするための展示、「ビューティカプセル」。
二つ目は「感動」と「問題解決」を融合させた43のビジネスセミナーとヘアステージ。その他にも魅力的なコンテンツを用意し、2日間で15,000人以上のサロン、関係者の来場を目指す、と発表した。
さらに、今年9月大阪本社の向かいにオープン予定の「TB-SQUARE(ティービースクエア)」について、各階のコンセプトを紹介。「美のランドマーク」として大阪の有名スポットにしていきたいと話した。
また、理美容業界のICT化を一層推進するため、本年2月にアップルジャパンと正規リセラー契約を締結したことを報告し、未来へ向けたオペレーションやサービスの開発や提案に取り組むと述べた。加えて、化粧品の域外流通撲滅に向けて関係者に協力を依頼し、創業100周年に向けて業界発展に貢献していくと宣言した。
吉川秀隆代表取締役会長兼社長の方針発表に続いて、野口耕永取締役(理美容サロン事業副本部長兼理美容事業部長)が理美容事業方針を、吉川朋秀取締役(理美容サロン事業副本部長兼ルベル事業部長)が化粧品事業方針を発表した。
7日には、ルベル政策発表会を開催し、吉川朋秀取締役がルベル事業部の2016年度方針とテーマを、河内良員化粧品マーケティング部部長が2016年度の施策を発表した。
なお、6日は104社152名、7日は73社106名が出席。
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タグ: タカラベルモント, 代理店会議, 吉川秀隆