サロンユーザー調査2014年を発表 全国理美容製造者協会
Posted on | 3月 25, 2015 | No Comments
全国理美容製造者協会は2015年3月、サロンユーザー調査2014年を発表した。利用状況に大きな変化はなく、利用回数の減少、利用料金の低下、クイックカット店の利用増加などの傾向はゆるやかながら続いている。
今回の調査では、人口構成比合わせウエイトバックを採用、また女性調査でスクリーニングをかけるなど、より実態に近い調査結果となるように工夫されている。
調査結果の概要は次の通り。
【女性調査】
・月1回以上利用している人は14.4%で、減少傾向が続いている
・最近1年間の平均利用回数は5.6回で、わずかながら減少トレンドにある
・パーマネント、ヘアカラー、トリートメントなどのメニューを利用者は減少トレンドにある
・2店以上を使い分けている人は27.7%、72.3%は同じ店で、大きな変動はない
・店を利用するきっかけは、近所と安い料金が抜きんでている。
・直近の利用総額は7118円で、10年の7059円に次いで少なく、減少トレンドにある
【男性調査】
・理容店を利用する人は72.3%で11年から増加傾向にある。40代以上の利用が多いが、この年代は減少傾向にある。
・総合調髪の利用は減少傾向、カットのみは増加傾向にある。
・クイックカット店を最近1年間に利用した人は32.0%で09年の26.3%から5ポイント以上増えている。
・クイックカット店の今後の利用意向は「利用したい」が40.6%あり、今後も増えそうだ。
【調査概要】
インターネット調査
調査エリア:全国
調査会社:東京サーベイ・リサーチ
【女性調査】
N=11652人
調査時期:2014年10月
スクリーニングで2回以下の利用者を除いた調査
年代別・人口構成比に基づきウエイトバック。
【男性調査】
N=1500人
調査時期:2014年5月
年代別・人口構成比に基づきウエイトバック。
タグ: サロンユーザー調査