素材を使い分ける工夫も
Posted on | 11月 29, 2014 | No Comments
9.お客を集める外装デザイン(全14回)その11
入りたくなるお店の10カ条<お手入れ簡単素材の使い分け>
10カ条のその⑨と⑩で、人工素材と天然素材についてお伝えしました。
そのなかで、お手入れが簡単なのは、人工素材ともふれています。
結局、掃除が簡単で、安くて、手入れや交換もしやすいのが人工素材かぁ、だったら外装も100%人工素材できまり!と思われたかた、ちょっと待って下さいね。
あえて演出上100%人工素材を利用されるのであればいいのですが、お手入れが大変、壊れると大変だから、という理由だけで人工素材を選ばれているお店は、最初から手抜きを考えているということにもなるので、お掃除が行き届かず、結局、人工素材に汚れがこびりつき余計にみすぼらしく見えるというお店も少なくありません。
反対に、いい素材をつかっているから、丁寧に永く使おうという気持ちが働き、外装/内装ともに長持ちし、スタッフの優しい気持ちが育つということもあります。
なので、お客様の目に触れやすいところは、お店のスタイルをつくる上で大切なところなので天然素材を使い、目立たないところは人工素材を使うなどの使い分けの工夫がおすすめです。
よく目につくところといえば、外壁、内壁、屋根、床、扉、ドアノブ、トイレの洗面、トイレの内装といった部分です。
次回もひきつづき、美容室のファサードについてです。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
タグ: 夫婦二人で開業する!こだわり美容室