厚労省補助金研究の調査結果をもとに講演
Posted on | 9月 11, 2014 | No Comments
第8回エステティック学術会議で関東裕美教授
日本エステティック研究財団は2014年9月8日、東京・台場の東京ビッグサイトで、第8回エステティック学術会議を開催した。今回のテーマは「みんなのエステティック」。実行担当は全理連。
基調講演は、日本エステティック研究財団の理事長でもある関東裕美東邦大学・皮膚科臨床教授。「エステティックの健康被害と衛生管理の実態」と題し、平成25年度の厚生労働科学研究費補助金で行ったエステティックサロンの衛生状態の調査をもとに講演した。
同調査では20サロンへの実地調査、1780サロンへのアンケート調査を行った。細菌検査などでは重大な問題はなかったとしながらも、より効果的な衛生管理を求めた。また一例として、現在は効果がないことが証明されている消毒用酸性水を使用しているサロンがあることなども紹介。さらに技術者によって差異の大きい手指の細菌調査結果を踏まえ、手洗い方法の改善やサロンの衛生管理の徹底を求めた。
芝山みよか記念講演は、小林寅喆東邦大学看護学教授の「お客様の安心は衛生管理から」。
また、西坂才子スリムビューティハウス社長、相撲解説者の舞の海秀平氏の特別講演が行われた。
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