美容は「若者の夢を搾取して拡大を続ける」ブラック業界?
Posted on | 8月 29, 2014 | No Comments
「週刊金曜日」というメディアをご存じだろうか? 批判精神が旺盛な切り口が話題になることも少なくない。その「週刊金曜日」最新号(8月22日、1003号)がとりあげたのが美容関係の業界。題して「キラキラ系業界の裏側」。
「週刊金曜日」によると、
「ヘアサロン、ファッション、エステなどに若い女性はお小遣いの多くを注ぎ込んでいる。このようなキラキラした世界を演出する業界を「キラキラ系」と一部の人たちは呼ぶ――。
「キラキラ系」は、消費者である若者たちにとって働きたい憧れの職場にもなっている。
しかしこの業界も厳しいビジネスの世界だ。若者の夢とやりがいを搾取して拡大を続ける。そんな大人たちにだまされないためにも、夢を演出するテーマパークや究極のキラキラ系職業であるアイドルなども含め、「キラキラ系」ビジネスの裏側を白日のもとに晒そう。」
というわけで特集を組んだという。
この特集では、美容業界のほか、アパレル系、エステティック業などが取り上げられているが、これらのキラキラ系業界は「若者の夢とやりがいを搾取して拡大を続ける」業界と断じ、記事では実例をあげてそのブラックな事例を紹介している。
アパレル業界の悲惨な状況を紹介し、それよりさらにひどいのが美容サロンの業界だそうだ。
このような特集を組まれないためにも、従業員を雇用する美容店は、社会保障への加入、残業代の支給、他産業並の年収の支給などに取り組むべきだろう。
ちなみに「週刊金曜日」によると、
「今や信号機よりも多い競争激烈のヘアサロン、【ヘアサロン】美容の“主役”はメーカーとディーラー 」。つまり、儲かっているのは「メーカーとディーラー」といっている。
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