白斑症例 カネボウ以外にも50件
Posted on | 7月 24, 2014 | No Comments
カネボウ化粧品の白斑問題が大きく報道されているが、カネボウ以外にも美白化粧品が原因と思われる白斑症例が報告されている。
厚生労働省が2014年7月23日発表した。
厚生労働省によると、化粧品や医薬部外品の全メーカーの自主点検で、製品使用が原因と疑われる白斑症状の報告が新たに31件あった。この31件は化粧水や美容液などの使用で症状が出て「製品との因果関係が否定できない」と判断した事例という。
なお、これまでの判明分と合わせると、白斑の疑いは計50件となる。
今回の発表は、厚労省が自主点検を指示した昨年8月から今年4月までに各社から報告された症例のうち、評価が終わっていなかった127件を調べた結果。
残る96件は、使用状況などの情報が足りないなどの理由で「評価は困難」としている。
(情報/共同通信)
化粧品は薬事法で、物理的な効果以外は効果効能がないと定められているが、医薬部外品や医薬品いついては効果がある反面、副作用の恐れがついてまわる。
ちなみに、理容師・美容師は、パーマネントウエーブ剤、ヘアカラー剤の医薬部外品については顧客への施術で扱えるが、それ以外の医薬部外品、医薬品は扱えない。
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