「潤い型化粧品」の次は「感作型化粧品」　ランゲルハンス細胞が鍵

Posted on | 3月 30, 2014 | No Comments

NPO法人日本免疫美容協会は2014年3月29日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で「プロが伝える本当の事！」と題した【免疫美容ふれあいセミナー】を開催した。

一般の人を対象にしたセミナーで約180人が聴講した。
まず、島野孝子日本免疫美容協会理事長が過去に放映された免疫美容のテレビCMや関連動画を紹介しながら、「お肌は排泄器官」とする免疫美容の理論を説明。ペプチドとランゲルハンス細胞に着目した免疫美容について自身の経験を踏まえ講演した。

次いでアミノ酸研究家の小山秀男講師が講演。慶応大学医学部が発表したタイトジャンクションやランゲルハンス細胞の役割について解説し、従来の化粧品を潤い型の化粧品とし、高価な化粧品も安価な化粧品も潤いを与えるだけで、浸透しないとした。そして、潤い型の化粧品に代わって、これからはランゲルハンス細胞を活性化させる感作型の化粧品の時代になると語った。すでに資生堂がランゲルハンス細胞を感作させる基剤を発見したことから、近く製品化され、免疫美容に次いで二番目の化粧品が誕生する可能性があるとした
免疫美容で使用する化粧品はランゲルハンス細胞に感作し、活性化させることで健康な肌を保つ機能がある。

最後に環境問題を専門とするジャーナリスト、船瀬俊介氏が講演。同講師は「買ってはいけない化粧品」、「危ない化粧品」などで、市販されている化粧品の危険性を指摘、化粧品以外にも医療・健康・建築などの多分野で辛口な批評などを笑いを交えながら消費者保護に徹した持論を展開した。

上から、島野孝子、小山秀男、船瀬俊介の3講師の講演の模様

関連する投稿

• ５月27日に免疫美容セミナー
• ３月23日に免疫美容基礎講座
• 鳥巣秋野顕彰記念学会で　島野孝子日本免疫美容協会理事長が講演

Comments