田谷 経常損失133百万円、第40期中間報告
Posted on | 11月 27, 2013 | No Comments
東証一部上場の大手美容室、田谷は2013年11月25日、第40期中間報告書を発表した。前年同期比で、売上高が減少し原価が上昇した結果、経常損失が133百万円に拡大した。
第2四半期累計期間の業績は、売上高5,912百万円(前年同期比1.8%減、売上原価5300百万円で、営業損失130百万円(前年同期は営業損失14百万円)、経常損失133百万円(前年同期は経常損失27百万円)で、四半期純損失は125百万円(前年同期は四半期純損失67百万円)だった。既存店の入客数が、前年同期比5.3%減と低調だったのが響いた。
同社では「個人消費動向は依然として慎重であり、退職デザイナーの顧客離れや、今夏の記録的な猛暑やゲリラ豪雨などによる来店周期の乱れもあり、例年繁忙月である7月も来店客数が伸びなかった」としている。
また美容業界全体については、「景気回復感から個人消費の持ち直し傾向にあるものの、依然、雇用・所得環境は低迷したままであり、業界内の店舗間競争も激しく経営環境は極めて厳しい」と分析している。
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