平成24年のパーマ用剤出荷量 前年比13.6%減
Posted on | 11月 5, 2013 | No Comments
平成24年薬事工業生産動態統計調査
厚生労働省が2013年11月1日発表した「平成24年薬事工業生産動態統計調査」によると、パーマ用剤(チオ系、シス系、縮毛矯正)は3429千リットルで前年より540千リットル(13.6%)減少した。金額(生産額)ベースは7230百万円で前年比713百万円(9.0%)の減。
出荷量ベースでは、チオ系が1892千リットルで▼366千リットル(16.2%)、シス系1006千リットルで▼154千リットル(13.3%)、縮毛矯正531千リットルで▼20千リットル(3.6%)それぞれ減少した。
これは5年前の平成19年に比べるとパーマ用剤全体で▼41.4%減少したことになる。
金額ベースでは、シス系3857百万円で▼700百万円(15.4%)、シス系は1562百万円で▼158百万円(9.2%)減少したが、縮毛矯正は1811百万円で145百万円(8.7)増えた。
5年前に比べると28.7%の減になり、出荷量の落ち込みに比べて、生産額の落ち込み幅は小さい。
美容店が施術するパーマ技術メニューには「薬事工業生産動態統計調査」で発表される医薬部外品のほかに、化粧品許可製品のカール剤で行うメニューなどがあるため、厚生労働省発表のパーマ用剤生産データ = 美容店のパーマ市場動向、とは必ずしもいえないが、カール剤の生産は増加傾向にあるものの、美容店のパーマ市場は厳しい状況にあるといえる。
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