化粧品のサンプル品で68%が購入に 理美容店も参考に
Posted on | 10月 3, 2013 | No Comments
店販で化粧品を扱っている理美容サロンは多いが、無料サンプル品を渡した場合、その後購入した人は68%とかなりな高率なのがわかった。ジャストシステムが2013年8月に調査し、9月26日に公表した。
同社が運営するセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、20代~50代の女性2,000名のモニターを対象に10歳ごとに500名ずつ均等割りで集計した(https://www.fast-ask.com/report/report-free-sample-20130926.html)。
調査項目は化粧品のほか、健康食品やエステ、ダイエットなどに及んでいるが、ここでは化粧品について紹介します。
無料サンプルを利用したことがある人の割合は、「化粧品」では88.2%だった。他の項目ではインターネットを通じての体験が最多だったが、化粧品の場合は店を通して。
無料サンプルをもらった後の行動は、化粧品の場合、44%がメーカーのサイトなどで商品情報を調べているが、これは他の項目より低い。パースンツーパースンなので直接商品説明を聞いているからだろうか。
無料サンプルをきっかけに、商品を「購入したことがある」人の割合は、「化粧品」は68.0%で最多。やはりサンプル品の配布は効果があるようだ。
その後の利用状況は、化粧品は58.8%が継続して利用していると回答、この設問ではダイエット食品についで低い。
効果が実感できれば継続利用に結びつくのだろうが、化粧品の場合は薬事法の関係もあって難しいようだ。
理美容業界でも店販のセールスやカウンセリング方法が課題になっているが、「論より証拠」、商品説明よりもサンプル品の提供がより効果的!?
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