負債総額13億5000万円 美容室が倒産
美容師の終身雇用を掲げ、福利厚生の充実を図っていた富山県を中心に多店舗展開していた「ロルドコミュニケーションズ」(富山市)が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
倒産件数増が懸念される「理容業」「美容業」
帝国データバンクは2020年5月19日、「理容業」と「美容業」(ネイル、エステなど含む)における、2009年度~2019年度の倒産(負債1000万円以上の法的整理)について分析するとともに、今後の見通しとして、コロナの影響で「消費者の外出自粛の広がり、来店客数・客単価の減少や、来店サイクルの長期化も見込まれる」ことから、事業継続が困難になる中小事業者が増える可能性が高い、とした。
「オズ」ブランドの美容室が破産手続き開始
「オズ」ブランドで佐賀県内で高級感のある美容室を展開していた「オズ・エタニティー・エンタープライズ」(佐賀県三養基郡みやき町)は2019年9月26日、佐賀地裁から破産開始決定を受けた。
美容店やエステサロン7件の倒産件数
中部3県 5月の倒産件数
東京商工リサーチ名古屋支社は2018年6月5日、愛知、岐阜、三重の中部3県の5月の倒産件数を発表。倒産件数は75件で、そのうちサービス業が28件あり、美容店やエステサロンなどの生活関連業種は7件だった。