「美容ライト脱毛」統一制度が誕生 日本エステティック振興協議会
Posted on | 1月 24, 2013 | No Comments
日本エステティック振興協議会(荘司礼子理事長)は2013年1月23日記者会見し、「美容ライト脱毛」に関する統一制度を制定、発表した。
「業界統一美容ライト脱毛制度」は、振興協議会の美容ライト脱毛委員会で検討してきたもので、「美容ライト脱毛自主基準」、「美容ライト脱毛エステティシャン教育制度」、「美容ライト脱毛機器適合審査制度」で構成。使用する美容ライト脱毛機器と施術する脱毛技術者の両輪で、消費者の安全・安心の確保ができる制度となっている。
「美容ライト脱毛自主基準」は、既存のエステティック業統一自主基準をベースに美容ライト脱毛に関する事項を追記。
「美容ライト脱毛エステティシャン教育制度」は、既存の美容ライト脱毛安全講習とは別に新たに「認定美容ライト脱毛エステティシャン講習会」(1日)を行い、筆記試験合格者が認定される。
受講資格は、美容ライト脱毛安全講習履修者、または300時間以上のエステティック教育を履修した者となっている。
「美容ライト脱毛機器適合審査制度」は医療で行うレーザー脱毛と区別し,出力を押さえたものを前提に、性能審査、安全機能審査、光測定審査などを行い、エステで行うのに適正な機器を審査する。
出力の強い機器は脱毛効果が高い反面、痛みがともなうが、出力の弱い機器では痛みは少なく、かつ広範囲な照射が可能で短時間で多くの部位が施術できるなどのメリットがある。
また、使用する機器が美容ライト脱毛機器適合品であることを前提に、美容ライト脱毛トリートメント事故に適用できる保険も用意した。
なお、「美容ライト脱毛」に関する統一制度は同日、経済産業省記者クラブで発表されるという。
日本エステティック振興協議会:一般社団法人日本エステティック協会、一般社団法人日本エステティック業協会、一般社団法人日本エステティック工業会の3団体で構成され、行政、消費者センター、国などの窓口になっている。
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