毛髪の疎水化を防ぐビタミンB6、ヘアケアを原子レベルで解析
Posted on | 12月 18, 2012 | No Comments
ミルボン中央研究所
ミルボン中央研究所は、加齢により頭髪のツヤ、コシ、ハリが失わせる原因物質を特定し、専門誌ならびに日本ペプチド学会に2012年11月8日、発表した。
加齢により頭髪のツヤ、コシ、ハリがなくなるのは、毛髪内部のタンパク質が疎水化して起こるとされている。疎水化とは水への溶解度が低下し、タンパク質が水に溶けにくくなる現象で、ミルボン中央研究所は疎水化を抑える物質が判明すれば、ヘアケアの開発に役立つとして研究していた。
その結果、ビタミンB6(ピリドキシン)が有効であることを突き止め、公益財団法人光輝度光科学研究センターと共同で、B6が疎水部に結合し、疎水化を防ぐことを原子レベルで解析することに成功した。
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