「山野祭」の収益金を毎日新聞東京社会事業団に寄付
Posted on | 11月 10, 2012 | No Comments
山野学苑は学苑祭「山野祭」で得た収益金22万円余を震災復興のために寄付することにし、2012年11月7日、毎日新聞東京社会事業団を訪問した。
学校法人山野学苑の山野美容専門学校、山野医療専門学校、山野日本語学校は2012年10月13日と14日に渋谷区代々木1-53-1のM・YAMANOタワー内校舎において、学苑祭「山野祭」を開催した。その学苑祭で実施した模擬店やフリーマーケット等の売り上げから経費を除いた収益が223,588円にもなった。
学生たちは、この収益金の扱いについて、話し合った結果、全額を今なお東日本大震災からの復旧に取り組んでいる被災者への支援に寄付するべきとの結論になり、11月7日、学苑祭実行委員である4名の学生が、引率の教職員とともに千代田区一ツ橋1-1-1の毎日新聞本社内にある「公益財団法人毎日新聞東京社会事業団」を訪問した。
学苑祭実行委員長の渡部雅己君(山野美容専門学校専門課程2年生)は「これまでも山野学苑の学生は、学苑祭の売り上げを社会福祉などに役立てるために、各方面に寄付を行ってきたと聞いていました。今回の義捐金はたった2日間の売り上げなので金額も少ないのですが、学苑祭のテーマが「笑顔」でしたので、その笑顔が少しでも東北の方々に届いたらいいなという気持ちで贈らせていただきます。」として、義捐金を同事業団の山口恒夫常務理事へ手渡した。同行した実行委員の学生は、岡本真弥さん(専門課程2年生)、浅川良君(同1年生)、篠原春香さん(同1年生)。
篠原さんは「震災直後と違って最近はなかなか寄付とか募金とかをしなくなっていたけれど、今回のことであらためて震災のことを考えることができたし、被災地にも支援ができて『双方に』メリットがあったと考えます。将来美容師になったときに東北のお客さんがいらっしゃったら今日のことを思い出すと思いますし、そのとき義捐金の話ができたらいいなと思います。」と付け加えた。
今回の訪問の模様ついては11月8日付の毎日新聞朝刊(都内版)にて「学苑祭の収益金22万3588円を寄託」として記事が掲載された。
一行はこの後、毎日新聞社編集局を見学して、オバマ米大統領再選のニュースや地方版の編集システムの説明を受け、情報調査部では、保存してある山野愛子初代校長が活躍した時代の写真や、山野愛子ジェーン現校長のカラー写真資料などの説明を受けた。
学校法人・山野学苑は、学苑祭での収益の寄付等を通じて、美容師が果たすべき社会的貢献の意義を啓蒙するとともに、美容以外の各分野の活動を学ぶ機会を設けて、学生たちが視野と知識を広げることができる教育を推進している。
(情報/ニュースリリース)
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